【№181】セミナー開催 インフルエンザ対策編②

3代目社長のうおさお日記!!!
昨日のブログに引き続き、
当社開催のインフルエンザ対策セミナーの
内容をお伝えします。
今日は BCP=事業継続計画書について。
最近新聞でもよく見かけるキーワード、
BCPとは、
企業が自然災害、大災害、テロ攻撃などの緊急事態に
遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限に
とどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を
可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時に
おける事業継続のための方法、手段を取りきめておく計画のこと。
インフルエンザが社内で蔓延し、社員の大半が欠勤した場合、
事業が継続できなくなり、廃業に追い込まれたりするリスクを
あらかじめ想定し、有事の際の計画を立てておきましょう、というものです。
計画作成のメリットは2点
① 中核事業を一定レベルで継続することができ
   経営への影響を最小限に抑えることができる
② 緊急時の対応について取引先や、協力会社に
   事前に説明を行うことにより信頼・信用を得る
事業継続の計画を立てる際に、企業がどのような
検討をしなければならないか、というと
・どの業務を継続させるか
・欠員者が出た場合、どこから補充するのか
・材料の供給は安定して受けられるのか
・顧客への連絡は
・自宅勤務は可能か
・出勤停止命令時の給与支払いは
・事業所のセキュリティーはどうするのか
・売掛金等の処理は
など、日常業務から本社機能、人事面、経理面に
いたるまで多岐にわたり検討の必要があります。
大手企業などではすでに策定を個々の企業で進め、
社外・社内に発表されております。
しかし、中堅・中小企業ではまだ策定を検討中であったり、
策定を検討していない企業がほとんどであることが
現状です。
策定の手順としては、
① 経営者自らが率先してBCPの策定・運用推進に当たる
② 社内でプロジェクトを立てる、または策定・運用への参画の人選をする
③ 取引先企業や協力企業との意見交換やすりあわせを行う
④ BCPを策定し、運用に取り組んでいる事を全ての従業員に周知する
となります。
この策定に当たっては、労務的な側面も関わってくるため、
社労士などのアドバイスも必要になってきます。
例えば、自宅待機や出勤停止時の給料の支払いはどうすればいいか?
このようなデリケートな問題も策定において検討すべき問題になります。
当社ではBCPについて現在策定中でありまして、
小冊子の作成も検討しておりますので、
みなさまにお役に立てる冊子ができましたら、
お伝えさせていただきます。

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