【№389】自己を理解する

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久しぶりのブログ更新
最近、産業カウンセラーの勉強をしているせいで、
自分を見つめる時間が随分増えたように思う。
仕事の立場上、
他人を見つめる時間はそもそも多い。
いや、僕のような仕事でなくても、
人はいつも他人を見ている。
他人しか見ていない、という人もいるだろう。
ん?
鏡の前にでも立たない限り、
他人しか見えない。それが人間・・・
カウンセリングの勉強では、
実際に悩みをみんなの前で打ち明け、
その悩みに傾聴の技法を使って
相手の感情を受容する訓練を
繰り返し繰り返ししている。
実はこの実習かなり疲れる。
自分の悩みを10人ぐらいの少人数とは言え、
実際に話をしないといけない。
逆にカウンセリング役になって
他人の悩みを傾聴していくこともする。
ちょっと聞いてよ~
なんて軽い身の上相談とはレベルが違い、
真剣勝負そのものの空気が漂っている。
一対一でカウンセリングしたり、
カウンセリングされたり、
人から見られて
人から評価を受ける。
自分はどんな言葉を投げかけていたのか。
そのときの自分の感情はどう動いたのか。
相手の感情をどう自分は感じて言葉を投げたのか。
軽く言葉を使っている日常生活とは違うので、
とても疲れるのだろうか?
と、いろんなことを感じながら
そして考えながら、
勉強中なのだが、
自分を見つめる時間が増えたことで
自分のことが一番見えていないことが
最近の一番の収穫である。
人のことばかりが気になり、
人のことばかりをどうしようこうしよう
と考える毎日だったが、
その前に自分の姿をしっかり見つめ、
無意識にどんな行動をとっているのか、
それはどう感じたからか・・・
と振り返る時間をとると
自分への理解が深まっていく。
人のことはよく見えるが、
人の心の中までは見えない。
人のことをあれこれ言うのも
あくまで推し量って
自分の価値観に照らし合わせて
あの人はこう!と勝手に言っているだけのことではないだろうか。
その調子で自分のことも
理解したようなつもりになっていないだろうか?
自分と向き合う時間は大切。
人は変えられない、
変えられるのは自分だけなのだから。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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