【№391】人はどうすれば変われるのか?

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最近知り合った方から
お勧めされた本、

未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術 未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術
(2010/04/20)
アダム・カヘン、Adam Kahane 他

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だれも一人では何もできない。
あらゆる問題の鍵は、
人と人の関係にある。
ものごとを力と愛という枠組みで見ると
新しい視野が開けてくる。
この本のテーマは
「力」と「愛」
「力」とは、生けるものすべてが、次第に激しく
      次第に広く、自己を実現しようとする衝動
      言い換えれば、自分の目的を達成しようとする衝動
      仕事をやり遂げようとする衝動
      成長しようとする衝動
「愛」とは、切り離されているものを統一しようとする衝動
      言い換えれば、ばらばらになってしまったもの
      あるいはそう見えるものを再び結びつけ
      完全なものにしようとする衝動
愛のない力は、無謀で乱用を招き
力のない愛は、感傷的で実行力に乏しい
愛なき力は、私たちが大切にしているものを
      何もかも破壊する焦土戦という結果をもたらす
力なき愛は、私たちを対往生させる活気のない平和という結果をもたらす
どちらもひどい結末。
愛が支配的であれば、
権力への意志がない。
意志への力が最重要であれば
愛が欠けている。
他方はもう一方の影に過ぎない。
対極的なこの二つの衝動を理解し、
どちらも発揮しながら仕事をしなければ、
この複雑な社会の問題は解決しないと言っている。
今、非常に難しい局面に立たされている。
と自分で認識している。
    
今までのやり方では
また同じ問題を繰り返すこともわかっている。
力と愛のバランスを崩した状態だということも
わかっている。
「力」は右足、
「愛」は左足。
両方が釣り合い、
片方が片方を引き込み、
相手を強くすることができるとき、
両足を使って歩くことができ、
前進する。
前に進ませるには、
力と愛のバランスを保つことが大切。
だれかと一緒に速く、
そして遠くまで歩く能力をのばすことができる入れ物が
チームであり、
そのチーム作りが求められているのだろうと
感じる。
どうすれば「力」と「愛」を発揮しながら
歩けるようになるだろうか・・・
自分の二本の足を使うしかない。
片方をもう片方より前に出すしかない。
それが一歩を踏み出すということか。
弱いほうの衝動を治すには、
傷つけたり傷けられたりすることから
身を守るために身につけた習慣を
意識的に忘れなければならないと
この本では言っている。
恐れという感情が働くと
誰かを怒らせたり
傷つけたりするのを恐れて
断固とした態度や力や愛を抑制し
気まずい思いをさせられたり
傷つけられたりするのを恐れるから
オープンさや愛を抑制する。
大切なのは
自分が恐れとどう付き合っているか
気づくことだとも教えてくれる。
抽象的な表現が多いように感じるが、
困難な場面で立たされている人にとっては
腑に落ちる言葉が並んでいる本だ。
      

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