【№158】失敗を生かす

3代目社長のうおさお日記!!!
先日土曜日は社内BBQ大会を実施しておりました。
その模様をお届け・・・するはずが、
手元に肝心の写真がなく・・・
明日に社内の模様をお届けいたします。
お楽しみに!!!
話は変わりまして、
当社では耳にタコが出来るくらい、
聞かれる言葉、
頭では理解していても心で理解できない言葉、
”失敗を生かす”話を・・・
昨日の日曜日は、
うおさおの息子(中学2年生)のクラブの試合に
応援に行っておりました。
水泳部所属しております。
5歳ごろから水泳を始めて
かれこれ10年になろうとしています。
彼は中学2年生ながら、
身長は小学生5年生程度で、
水泳選手としてはかなりのハンディを持っています。
しかしながら、泳ぎは大胆で
気持ちを前面に押し出した、
全身をフルに活用した泳ぎをしてくれます。
彼はリレーメンバーの一人。
専門種目はバタフライ。
昨日は4レースに出場しました。
一番最初のレースは、
メドレーリレーです。
第1泳者は背泳ぎ、この時点で3位。
第2泳者は平泳ぎ、この時点で4位。
第3泳者がバタフライ、彼の出番です。
必死に泳ぎ、4位をキープ。
第4泳者は自由形、最終的には5位でした。
泳ぎきってすぐに、アナウンスが流れ、
彼のチームの失格が告げられました。
理由は、引継ぎ違反。
リレーですので、前の泳者がゴールに
タッチしてから飛び込まなければいけないのが、
ゴールする前に飛び込んでしまったため、
記録も順位も無効となりました。
しかも、その違反をしたのが彼でした。
観客席からうおさおは見ていましたが、
彼はその場で呆然と立ち尽くし、
頭を抱えてしばらく動けない状態でした。
水泳というスポーツは個人競技。
しかし、リレーや学校対抗も含んでのスポーツですので、
団体スポーツの要素も多く、
チームワークはとても大切なスポーツでもあります。
特にリレーは学校対抗でもあるので、
競技の中でも一番盛り上がります。
彼のミスで、一気に雰囲気が悪くなる・・・と思いきや、
彼の周りにはチームメンバーが集まり、
励ます場面も。
その声がけに彼自身が涙したことを、
後でコーチに伺いました。
それでも、しばらくは落ち込んでいたようですが、
気持ちを切り替え、
残りの3レースをすべて自己ベストを上げ、
男らしいところを見せてくれました。
うおさおはいつも順位より、
自己ベストを試合で出せるかを
意識させます。
試合というプレッシャーのかかる場面で
いかに自分の実力を発揮できるか。
自分のベスト記録が試合で出せるかが重要です。
ミスを引きずらず、気持ちを切り替え、
ミスを帳消しにするぐらいの結果を出したことは、
彼の学びとなったはずです。
何事も成功と失敗の連続です。
おそらく成功よりも失敗の方が
回数としては多いはず。
成功体験は人を成長させてくれますが、
うおさおは成功体験より
むしろ、失敗の経験をどう生かすかの方が
大切だと考える派です。
失敗を失敗には終わらせない、
その失敗には必ず自分にとって意味があり、
何かを教えてくれている。
いつもそう考えるようにクセづけています。
失敗は成功の元、といいますが、
まさにその通りなのです。
頭ではわかっていても心で感じていなければ
本当に理解しているとはいえません。
彼が自己ベストを出せた本当の理由は、
チームメンバーの支えと、
コーチのアドバイスによるもの。
その理由を心で感じた彼は、
素直に感謝していました。
失敗を生かす。
簡単なようで難しいことを、
心で感じられるようになれば
それは理解したといえるのではないでしょうか。
ビジネスの場面ではどのように解釈できるでしょうか?
自分に置き換えて考える機会を頂いた日曜日でした。

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