【№214】就職難の時代だからこそ考えるべきこと

お掃除でココロもからだもhappyに
昨年より高校生や大学生の就職難が
マスコミの報道などで伝えられていますが、
この就職難という現象には
2つの”難”が隠れていると感じています。
ひとつは、
景気悪化による大企業を中心とした
新規採用を手控える、もしくは採用人数の減少。
もうひとつは、
企業側が採用したい人材がいないため、
採用活動を行ったが、募集人数に足りない、
もしくは無理をして人数集めをしなくなった。
うおさおは、5年前から、
大学生の新卒採用をはじめ、
この春から2名の5期生が入社します。
また、現在高校生の新卒採用も行っており、
4月からスタートできる新入生を募集しております。
多くの高校生・大学生とお話しする機会も
年々多くなってきておりますが、
学生様との話の中で、
うおさおが感じるのは、
就職難の2つ目の要因にあげた、
企業側の必要としている人材に該当するだろう
と思われる人が多くなってきたことです。
あくまで、うおさおの感覚ですので、
実際のところわかりませんが、
率直な感想です。
この就職難の時代ですので、
うおさおの会社のように中小零細の会社は
実は人材を確保することが、
以前に比べて比較的容易になっています。
景気がよくなってきて、会社の状態もよくなってきたから
人材を確保しようか・・・と考えていては
いつまでたっても求めている人材は確保できないと考え、
決していい状態でなくても、
採用活動は続けております。
特にここ2年ぐらいは、
会社の立地は不便、
仕事内容は地味、
にもかかわらず、
多くの学生様にご応募いただいている
状況です。
それは喜ばしいことではありますが、
採用人数は数名、
人数集めは行っておりませんので、
採用人数が1名という年もあります。
私たちのような中小零細ですら、
このように採用活動を考えている時代です。
これから労働人口が減少していく傾向の中で、
企業は人材を確保できなければ、
事業が継続して維持できない、
縮小する、倒産する、合併するなどの現象が
さらに活発化するかもしれません。
景気が回復して(当分はないと思いますが)、
就職難ではない時代が来ても、
そういう年に就職した人は、
数年で会社を辞めることが多く、
次の就職先がない、などの就職難に陥る傾向が
あるのではないでしょうか。
うおさおはデータで話をしておりませんので、
あくまで、個人的な印象ではありますが、
うおさおの周りではそう感じます。
未来が描けない、
自分の将来・夢がない、
生活のためだから仕方なく仕事する、
そんな若者が増えています。
その原因は、大人が作ってきたのかもしれません。
就職難だからこそ考えるべきこと、
うおさおは仕事を通して、
この問題をどう解決するか考えています。
この話題はしばらくこのブログで
書いていきたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)