3代目社長のうおさお日記!!! 清掃業から環境整備業へ業態転換中!!!
私は現在38歳です(もうすぐ39歳ですが・・・)。
22歳で大学を卒業後、当たり前のように就職いたしました。
日本NCR株式会社というコンピューターメーカーに就職しました。
まったく今の仕事とは畑違いですが、営業の仕事に就きたかったため
営業が学べる会社ということで、最終的にある銀行の内定をお断りし
コンピューターメーカーにお世話になることにしました。
おおよそ2年間の在籍ですので、短い期間でしたが多くの経験をさせていただき
また、当時の上司はじめ同僚には大変お世話になりました。
私がNCRに入社して2年目の年に、一人でお客様を担当することになりました。
お客様は、とある地方百貨店です。
なんと担当になって、初日にコンピューターのトラブル発生!!!
お客様のことを把握していない私は何のことかわからず、とりあえずお客様のところへ。
とても失礼な対応だったとは思いますが、謝罪に行きました。
謝罪することもままならない私が、上司に相談しながら何とか乗り切ったことを覚えています。
深夜まで機械のトラブルの対応をし、その日は上司にも助けていただき、営業という仕事の
大変さを経験した一日でした。
その時にその当時の上司に教えていただいたのは、お客様が何を言っているのか
何をしてほしいのかをよく聞き取ること。ただし、それは自分の言葉として解釈するのではなく
あくまでお客様の意思どおりに解釈する事でした。また、自分の伝えたいことを
自分の意思どおりにお客様につたえることでした。
トラブルを謝罪したところで何の解決にもなりません。ただちに対応策を考え、いつまでに
修復できるかを伝え、今後同じトラブルを起こさないようにはどうすればいいかの方法を
提案する。営業の基本を実際に経験した一日でした。
それ以降、お客様に限らずいろんな方と会話する際に気をつけていることがあります。
問いと確認です。わからなければお互いが理解しあえるまで質問を繰り返し
”これはそういう意味ですね”と確認をするように心がけるようになりました。
私は話が上手なわけでもなく、営業成績が良かったわけでもありませんが、
お客様との良好な関係作りを大切にするためにはどうすればいいかだけを
考え、お客様と接してきました。喜んでいただくために気持ちを込める。
ビジネスマナーや接客態度に縛られることなく、お客様のお役立ちに徹する
気持ちが何よりだと思います。
人間を磨ける職種=営業 ではないでしょうか?
営業に必要なスキルはテクニックや研修でも学べます。しかし、
テクニックや研修で人間は磨けません。
自分の好きな人とだけ付き合う人、または付き合えない人は、営業に本当に
必要なスキルを身につけることはできないと思っています。
自分が苦手にしている人や付き合いにくい人との関係づくりは、自分は磨け、
また教えられることも多いものです。
苦手としていることや人から離れるのではなく、その中に自分から飛び込み
心を自分から開いていけるようになる感覚を体感するとき、少し自分が
成長できたような感じにもなり自信にもなる。その自信はやがてその人の
人間力をも自分で自然と磨いている。営業という仕事は、そういったことまでも
教えてくれる仕事ではないでしょうか。
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このブログを見つけました。
私はまだ学生なんで、非常に興味を持っていつも読ませていただいております。更新楽しみにしてます☆