【№50】選択と集中

3代目社長のうおさお日記!!!
当社では毎日15分の時間を使って、社内の環境を整備しています。
”な~んだ、お掃除しているのね”
”のんびりした会社だね”
”お掃除ならうちでもやってるよ、仕事が始まる前にね”
”うちは、毎日お掃除してくれる人がいるから、きれいだよ”
”お掃除の会社だからきれいにしておかないとね(汚い会社はたくさんしていますが・・・)”
など様々な声を頂戴します。
私たちが目指しているのは、全員経営。
何を目的として事業を行っているかを全員が理解し、
その事業目的を達成するためには、なにをすべきかを
それぞれの役割に応じて実践し、お客様の役立つ存在になる。
全員経営を目指す私が始めたこと、みんなの心を一つにする取り組み。
そのひとつが毎日の環境を整備することです。
”そんな綺麗事で会社が成り立つわけがない”
”それは理想論で、現実はそんなにあまくない”
と、厳しい環境で育ってきたリーダーはおっしゃるかもしれません。
もっと他の方法でも、全員を強制的に一つの方法に向かせることは
可能でしょうし、実践して業績を伸ばしてこられた会社もたくさんあります。
私は社員一人一人を愛し、社員一人一人の成長を願い、
社会に役立つ人財に育てることを若い人材に限らず、
どんなステージの社員も役立つ人財に育てたいと
誠心誠意日々考えています。
その気持ちに期待と希望を胸に集まってきたのが、当社の社員一同です。
未熟者の集まりですが、本当のお役立ちを理解しようと
一生懸命です。
会社はいろんな意味において、脱皮の時期を迎えました。
大きく変わるときです。
変わるとは?気持ちを変えるとか、意識を変えるとか、ではなく
行動を変えるときです。
行動を変えると、結果が変わります。
いい行動をすることで、結果もいい結果につながる可能性は高まります。
万が一間違った行動をしても、修正できる集団はすぐにいい行動に
切り替え、いい結果を導くことができます。
いろんなことを毎日の環境を整備することで学んでいるのです。
環境整備をすることで=行動を変えた、ことでいい結果に導く兆しが
見えてきています。
今まで気づかなかったことが気づくようになった、
時間を意識するようになった、
限られた時間の中で自分たちは何をすべきかを考えるようになった、
社内での会話が増え、同じ目的とそのプロセスを話し合う機会が増えた、
社内の雰囲気が明るくなった、
やるべきことと、やらないことを選択し、やるべきことに集中するようになった・・・
まだまだあげられますが、こういったことが学べる研修として捉えています。
決して、綺麗にすることが目的ではないのです。
やるべきことと、やらないことを精査し、やるべきことに全員を集中させる、
そして、会社のステージを1段1段上げていくことが
私自身が環境整備を通じて学んでいることです。
難しいマネジメントや組織論を勉強してみても、社員やお客様に
教えられることがとても多く、本当に私は環境に恵まれているなと感じます。
将来は誰にもわかりません。でも、描くことは出来て、それに近づくためには
まずは何をしなければいけないか?いつまでにしなければいけないか?
誰が脚本を書いて、誰が音響を担当して、誰が役者を演じて、誰が照明を担当して、
誰がピッチャーで、誰がキャッチャーで、誰が内野で、誰がコーチ役で、
といった、誰がどんな役割を担って、
どのような方法で担って、
それらをデザインし、将来を想像から現実にしていく。
それらは全員の力を結集して成果を出していく。
栄水化学のビジネススタイル。
キーワードは選択と集中です。
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やるべきことと、いまやるべきでないこと・捨てることを選択し、
やるべきことに集中する。
達成すれば、一つ階段を上がったと考え、
次の問題に着手する。
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