【№169】採用と不採用の違い

3代目社長のうおさお日記!!!
毎日新しい出会いがあります。
でも、一方で別れもあります。
解約されるお客様、退職するスタッフ。
これらは相手の意思で別れていくケース。
また当方の意思でお別れしないといけないケースも。
例えば、採用面接に来られた学生様を不採用の
お返事をしないといけないケース。
私たちの事業活動に理解して頂いて、
入社を希望される学生様にお断りのご連絡をしないと
いけないのは、本当に心苦しいです。
何をいっても言い訳に過ぎないのですが、
あえてブログでお伝えしてみようと思います。
言い訳に過ぎないですが・・・
当社では今年の人物像を決めています。
その人物像に合わなければ
どんなに優秀な方であっても採用しないと
決めています。
当社は中小企業です。
人材は宝ですが、多くの人数を必要としていません。
というか、多くの人数の採用はそもそもできないのです。
規模の大きな会社とは、
採用活動の方法も違えば、
スタンスも違うのです。
当社は頭数が必要なのではなく、
求める人物像が現れるかどうか。
現れなければ採用ゼロもあるのです。
特に今年は不景気の影響もあってか、
当社のような中小企業にも多くの学生様に
集まっていただき、純粋で一生懸命に就職活動に
取り組まれている学生様にお会いする機会が
多く、その分だけ当社の採用のこだわりを
続けると採用できない葛藤で心苦しい限りです。
気になる採用基準・求める人物像は
当然申し上げることはできません。
幹部面接はきっと他社では絶対質問されることのない
ような質問を投げかけます。
また、仮に質問にパーフェクトに答えても
それが採用にはつながらないのが
当社の面接です。
面接は一夜漬け勉強とは性質の全く異なるものです。
20数年間人生を歩んできて、
培われた人間性をありのまま伝えるだけのことです。
まじめに生きてこられた方はそれをお伝えすればいいわけで、
何かに打ち込んでこられた方はそれを自分の言葉で
伝えればいいだけのことです。
そういったことが別段ない方でも、
何もせず生きてきたわけでもなく、
何かにがんばった時期や取り組んだこと、
何かがあるはずです。
それを一生懸命に伝えることが就職活動であり、
自分の人生を自分で切り開いていく第一歩です。
面接で不採用になるケースでは、
決して自己否定されないようにお願いします。
うおさおがお会いする方はどの方も
素敵な方ばかりです。
自分が悪いのではなく、
あくまで会社の勝手に設定している
採用基準に合わなかっただけ。
”今年は足の速い一番打者が欲しいな”
と思っている野球チームに
ホームランが打てる四番打者が応募してきても
採用できないのと同じです。
不採用であることに翻弄されず、
自分をしっかりと評価してくれる会社を
ぜひとも見つけてください。
会社があなたの人生を決めるのではなく、
自分が会社を選び、選んだ会社であなたの力で
会社を変えていく、それぐらいの気持ちで
臨んで欲しいものです。

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